携帯、スマホの実質ゼロ円（0円）廃止か？？

大手携帯３社（NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク）は、端末料金実質ゼロ円などの行き過ぎた端末の安売りの見直しについて前向きに検討に入ったそうです。

10月26日に、大手通信会社と高市総務大臣との会合で携帯の通信料引き下げについての意見交換を行ったところ、大手３社からでたのは、通信料引き下げの話ではなく、実質ゼロ円の優遇措置の見直しという内容だったとのことです。

よく混同するのですが、実質ゼロ円と一括ゼロ円の違いはお分かりでしょうか？？

下の表をご覧ください。（少し前の料金体系を用いての説明となっていますが。。）


実質ゼロ円とは、簡単に言うと機種購入代金を分割払いにして、別名目で分割代金と同額を割引するという仕組みです。

一括ゼロ円とは、通信料総額から携帯の分割料金を値引きするという仕組みです。
一括ゼロ円の方が、トータルコストは安く抑えられています。

今回の発表では、実質ゼロ円の見直しのみで、通信料削減については言及されていないことから、同額割引がなくなる分、毎月の通信料の負担増が想定されます。

一方で、安倍総理大臣からは携帯料金引き下げの検討という宿題も出ているだけに、今後は通信料の引き下げそのものが起きてくることが想定されます。

今後の動向について要チェックですね。

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