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亜書(亞書)のその後について [トレンドニュース]

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国立国会図書館からの2月2日の発表によると、2015年に計78冊納入されたシリーズ本「亞書」について、発売先のりすの書房に返却すると発表したそうです。また、書籍納入制度により、納入出版物代償金として支払った約136万円についても国立国会図書館はりすの書房に対して返却を求めるとのことです。
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引用:http://girlschannel.net/topics/529608/
そもそも亞書(亜書)問題とはなにかという点については、過去取り上げていますので下記を参考ください。
亞書(亜書)問題の解説についてはこちら

りすの書房に聴取して検討した結果、「頒布部数が少なく」「国立国会図書館法に列挙された出版物に該当しない」ため、国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断したという。

国立国会図書館が2月2日に発表した内容によると、

国立国会図書館は、発売元から聴取を行い検討した結果、郵送された『亞書』各巻1冊は、頒布部数が少なく、また、国立国会図書館法に列挙された出版物に該当せず、国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断したため、『亞書』を発売元に返却するとともに、発売元に支払い済の納入出版物代償金の返金を求めることとしました。
(国立国会図書館:2月2日の発表より抜粋)

亜書(亞書)とは、そもそもどのような書物なのか?


亜書(亜書)は簡単に言うと、ギリシャ文字などの何の意味を持たない文字がランダムに配された本です。もちろん、文字に意味はないので読解は不可能です。
アマゾンで各巻で1部ずつ取り扱われていましたが、1部も売れなかったそうです。ネット上で変な本が販売されているという騒動に発展し、今回の事態になりました。

なお、販売元のりすの書房は既に倒産しているとのことです。
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りすの書房が発行・出版する出版物はこれまでに288冊が国会国立図書館に届き、このうち252冊分は代償金として621万7884円を支払い完了しているとのことです。

りすの書房は、今回返還請求のあった【亜書(亞書)】の代償金分は返還意志は示しているとのことですが、何とも後味の悪い事態になりましたね。


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